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浅野選手を分析する

第2回の下りの日。

朝露で路面がハーフウエットになり、石や木の根でグリップが失われてしまう路面状況でした。

そんなコンディションの中、浅野選手の1本目〜決勝までのタイム差はこんな感じです。

1本目      9:15頃     タイム   40.93

2本目   10:40頃     タイム   39.95

3本目    11:20頃     タイム   39.72

参加者のタイム差を見ていると2〜4秒程タイムが縮まる傾向にあります。

おそらく路面が乾いて走りやすくなっていったのだと思いますが、浅野選手は安定してタイム差がありません。

タイム差が変わらない理由として、浅野選手は路面の形状を上手く見極め、常に平面では曲がらない走行ラインを選択しながら走っているため、滑る路面はさほど関係ないと思われます。

逆に『滑る!』と感じて走り難いと思いながら走っていた方は、路面の起伏だけでなく、滑りやすい路面を走っていたのだと思います。

いつも走り慣れたコースでも、まだまだ奥が深く、走り方は無限大ですね。


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